お知らせ

事務局から

「若者を取り巻くいじめの問題」に関して

シルバーリボンジャパンの代表を務める私関が、元フジテレビアナウンサーの渡邊 渚さんにご協力いただき展開している「SOCIAL ACTION.JP」の第二弾動画が公開となりました。

 

今回のテーマは、「若者を取り巻くいじめの問題」について。こども家庭庁いじめ調査アドバイザーや横浜市いじめ問題専門委員会委員長等、長年いじめ問題に取り組んでこられた弁護士の栗山博史さんをゲストにお迎えしてお話を伺いました。


「いじめ」という行為は、当然ながら倫理や道徳的に許されるものではありませんし、その行為の被害者は、心理的ダメージからメンタルヘルスの不調を来すことは勿論、それに端を発する形で他者との関わりを閉ざし、場合によっては不登校やひきこもりという事態に発展することも珍しくありません。


また、精神疾患(障害)の当事者の中には、過去にいじめを被った経験がある人も少なくありません。


その人の社会参加を阻害し、対人関係を築く(学ぶ)機会を奪い、その後の人格形成や予後の人生にも影響を及ぼすいじめという非人道的であり非生産的な行為をなくしていくためにはどうしたら良いか。

 

そのような想いを抱き、いじめを容認・黙認しない社会の機運を少しでも高めていくことを目的として、この度の動画を制作させていただいた次第です。


福祉や教育のみならず、産業やその他領域にも関わる多くの方々にも是非ともご視聴いただきたい動画となっております。


残念なことですが、いじめは子どもの中だけの問題ではなく、大人の世界でも実際に起きていたりする事象です。その現実から目を背けずに、そんな行為に加担することもなく、一人一人が適切な行動をとるために必要なことを視聴者の皆さんと考えることができたら幸いです。

 

そして何より、今現在いじめによって苦しんでいる方には、そんな理不尽なことに負けず、少しでも前や上を向いていただき、苦境を乗り越えていただきたいと切に願っております。

 

特定非営利活動法人シルバーリボンジャパン

代表 関 茂樹