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こころのバリアフリー研究会総会に出演

6月3日4日は、第9回こころのバリアフリー研究会総会でした。

 

こころのバリアフリー研究会は、社会や地域のこころの病気に対する無理解や誤解による是正をはじめ、当事者の社会参加を阻んでいる「こころのバリア」を無くすため設立されました。

 

総会では毎年テーマがありそれに沿って様々な方面の方が発表しています。今年のテーマは「 経験の言葉で語ろう~多様な経験を貢献に変えるために~ 」でした。

 

私は「義務教育で精神疾患を教えて偏見を無くしてほしい」の署名活動で54000名ほどの署名を集めて文科省へ提出した経験があったため、それを踏まえて人権について語ってほしいと依頼されました。

 

依頼を受けたのは2月でしたが、そこから「人権とはなんだろう」と考える日々が始まりました。私は息子が統合失調症なのですが、これまで「人権」について深く考えてきませんでした。

 

もちろん、滝山病院の問題のように、あきらかに人権を無視していると思われるような社会問題に対しては憤りを感じますし、個々を理解しようとせずにいつのまにか植え付けられてしまった病気への偏見のために対応を変化させる人たちがいる事も残念に感じています。ただ、自分の活動が人権とどのように関係するのかがピンときませんでした。実は発表を終えた今でも、まだ自分の中に落とし込めていません。

 

ですが、他の方々の発表はどれも実践や経験を踏まえてのものが多く、皆さんの活動から勇気と希望を頂きました。特にこころに残っているのはこころのバリアフリー研究会理事長の秋山先生のお話でした。秋山先生は、世界精神保健連盟次期理事長となられる方なのですが、医師としてのお話と、そして父としてのお話に涙がとまりませんでした。

 

こころのバリアフリー研究会総会に出演した事で、私自身も色々と考える機会を頂けたように思います。

 

特定非営利活動法人シルバーリボンジャパン

副代表 森野 民子