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事務局から

シルバーリボン運動の創始者、ジーン・リーシティー氏の逝去

米国カリフォルニア州の3月26日(土)の朝、シルバーリボン運動の創設者のジーン・リーシティー氏(Mrs. Liechty)が逝去しました。
 
弁護士であり、統合失調症の息子を持つ母親でもあったリーシティー氏が、統合失調症の理解を求めて周囲の人々に配った銀色のリボン。その取り組みはアメリカだけでなく、世界に広がっていきました。
 
彼女から始められたその取り組みは、同じように精神疾患の子どもを持つ親のみならず、精神疾患を抱える当事者、家族、援助者に勇気を与えると共に、精神疾患に対する理解促進やスティグマ払拭という精神保健医療福祉の普遍的な目的を果たすためのシンボルになりました。
 
彼女の願いや情熱は、この先もきっと色褪せることはないでしょう。そして我々シルバーリボンジャパンも、彼女のメンタリティーをしっかり継承していきたいと思います。
 
日本の地より、ジーン・リーシティー氏に最大限の敬意を表すると共に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 
特定非営利活動法人シルバーリボンジャパン
代表 関 茂樹